皆さん。こんにちは。映画で語るキャリア塾の坂田淳です。
映画で語るキャリア塾では、映画を介して世界を、未来を、自分を大いに語る場を提供、活動していきたいと考えています。 このブログでは、映画に関する情報、また推薦映画を観て考えてほしい視点、映画で語るキャリア塾の様子、感想など情報発信をして参ります。
これからの『働き方』を考えられる映画 ベスト5
(2020度版)
今年残り僅かですが、今年(2020)に観た映画のベスト5に入る映画を挙げてみたい。
『ビリーブ 未来への逆転』
主人公:ルース・ベイダー・キンズバーグ(職種:弁護士・法律家) 1993年年にビル・クリントン大統領から指名を受け、2020年度まで 連邦最高裁判事(陪審判事)、2020年9月に亡くなられたばかりです。女性は家庭を守る、子育ては女性が中心に。そんな保守的な考え方が中心であった時代、キンズバーグは、性による差別、解放運動を法廷の場で弁護士として権利を一つ一つ勝ち取っていった。現在、当たり前と思われている権利も、キンズバーグはじめ先駆者たちが、子どもや孫の世代を見据えて、障害や偏見を乗り越えて戦ってきたからでもある。一歩一歩進め、未来を創っていったその姿に元気をいただきました。
テーマ:ジェンダー(性差別)、夢、挑戦、働き方
注目1 彼女の武器は何か?
職業(仕事)は弁護士・法律家ですが、女性解放運動、ジェンダー(性)による差別をデモなどの運動ではなく社会的に通用するスキル(弁護士・法律)を磨き、戦ってきたことに注目したい。
注目2 夫との関係、夫のふるまい
夫が良き理解者であり、援助者であり、同志?出会ったあったかもしれません。また性格が全然違う。全然、違うタイプだった。もし、夫が明るくて前向きな性格でなく、きまじめな人だったら・・・と想像してみると面白い。そもそも1960年代などはまだまだ男性は就職先の出世こそ大切だっただろう。米国の保守・伝統の価値観が全盛だった時代の彼のふるまい、関わり方に注目してみてもいい。
あらゆる夢やビジョンも目標も一歩一歩の積み重ねだな。時代の思い込みや意識を裁判によって一つ一つかえっていった。
実際上のキンズバーグのドキュメント映画
映画『RBG 最強の85才』公式サイト (finefilms.co.jp)
順番はビリーフ 未来への逆転 を観てから、RBG 最強の85才を観ることをお勧めします。 さて、皆さん。キンズバーグの働き方・生き方に共感しますか?しませんか?
見方はいろいろと思います。 映画で語るといろんな見方が広がります。映画で世界を、未来を、自分自身を語りにきませんか?