映画「終わった人」に思う「無力感」との向き合い方

会社から離れて、等身大の自分を見つめた時、


今の自分には何ができるのだろう?と考えることはありませんか?


そしてSNSを眺め、「キラキラした人たちのようになりたい」と思う。

でも、その道筋は見えずもやもやしてしまうことはありませんか?


私たちにとって、「誰かに必要とされる時間」は最高に幸せではないでしょうか。


例えば、赤ちゃんとの関わり。 何もできないから泣いて全力で頼ってくれる。 そして、その願いに応える中で幸せな気持ちを育んでいけるように思います。


例えば、友達からの相談。 話を聞いている中で、自分にできることがないか思い浮かべ、実際に行動していく時間には、幸せな気持ちがいっぱいなように思います。


もしも、「誰からも必要とされなくなってしまったら?」


今回ご紹介する映画は、そんな仮定の話がちょっとリアルに考えられる作品です。


1.映画「終わった人」 あらすじは?

主人公は、大手銀行に勤め、出世コースを歩んできたが、途中ではずれ、晩年の仕事人生では子会社に出向。不完全燃焼を抱きながら定年退職を迎えた1人の男性が主人公です。


退職を祝われ、初めこそ喜ぶ主人公。

しかし、会社の人間関係を失い、家族からも必要とされず、あるのは時間だけの生活に生きがいを見失ってしまいます。


60歳を過ぎても必要としてくれる存在はいないか。

つながりを求めて、あちこちに顔を出してみるものの、イキイキしている人とはなかなか出会えないでいました。


そんなある時、スポーツジムの社長と知り合い、顧問として来てくれないか?と誘われます。


外に出ることで、少しずつ新しい生きがいを見つけていく主人公。

自身が積み重ねてきた部分を活かした人とのかかわりができる瞬間に前向きに生きなおしていく本作。


現在は配信サービスでは視聴できないそうですが、 TSUTAYAの宅配レンタルを活用して視聴することができるようです! https://www.discas.net/netdvd/entrance/entrance01.html


2.映画「終わった人」から考える「無力感」との向き合い方とは?

私たちはできると思っていたことが、実は全然できていなかったと気付くとき、とっても暗い気持ちになります。


本作の主人公もまた、会社の役職によって支えられてきた関わりを失って、等身大の自分になった時、「自分には何もないのでは?」と考え、不安になっていました。


けれど、何もないなんていうことは決してないことを本作では教えてくれます。


ただ、何もないなんていうことは決してないと気付くまでには、時間と多くの人とのかかわりが必要でした。


新しい場所に飛び込み、出会った人と言葉を交わす中で気づく。 久しぶりにあった人と言葉を交わす中で気づく。 地元に帰り、今の現状を洗いざらい話す中で気づく。


主人公がもがき、苦しんでいたその時何をしていたか?を観ることは、私たちが、「無力感」にさいなまれたときに、何をするか?というヒントを与えてくれているように思います。


「今、この瞬間に何ができる?」


無くした物の幻影を追いかけるのではなく、現在と未来を見据えるヒントがこの映画には詰まっていました。


3.最後に

どの映画を観たい?と思い浮かべる時、自分の気持ちに大きく左右される経験はありませんか?


数限りなくある映画との出会いは一期一会だと思います。

その時、その瞬間に出会った映画こそ、あなたにとって最上のものだと思います。


このブログが、みなさんにとって、最上の出会いをもたらすきっかけになっていれば嬉しいです!


また、映画で語るキャリア塾では、そんな映画との出会いを通して、自分自身の生き方や働き方をアップデートしていく挑戦にも取り組んでいます!


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それではまた!