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可愛い子には旅をさせよ(映画 37セカンズから考える)

いくつになっても、子どもは子どもだから。

大学を卒業し、就職してもなお、 子どものように扱ってしまう親子関係。


つい、甘やかしてしまうのよね。

つい、心配してしまうのよね。


そんな優しい関係であっても、 子どもたちは勝手に自立していくもの ではないでしょうか?


今回ご紹介する映画、 37セカンズの主人公もまた、 心配しすぎる親から離れきれず、 もやもやした気持ちを過ごしていました。


可愛い子には旅をさせよ。という言葉がありますが、 そうはいっても難しいんだよね。という方。


子どもが自立してしまった後の生活に 不安を憶えている方。


そして、障がいを持つ子どもを支える全ての親に。


映画を介して、子どもとの関わり方 見直してみませんか?


それでは早速、紹介していきますね。


1.映画 37セカンズあらすじは?

主人公は、生まれる時37秒間呼吸ができなかったために、 手足が自由に動かなくなってしまった女性です。


母は、障がいを理由に、過保護で、 幼いころからの友達以外と関わることを許してくれず、 何でも手を貸してしまうような人でした。


絵を描くことが好きで、友達のゴーストライターとして、 書籍の出版やYoutube活動に協力していました主人公。


しかし、友達は絵を描くことだけを うまく利用し、表舞台には立たせようとしませんでした。


そんな状況に不満を感じた主人公は、 自身の力で、出版社に売り込みをかけていきます。


ある時、目を留めてくれたのは、 アダルトマンガ雑誌を取り扱う編集社でした。


原稿を書き上げ、編集長と話す主人公。


「作家に経験がないのにいい作品は作れないのよ」