2022年7月20日4 分
急ぐなら1人で行け。
遠くへ行くなら仲間と行け。
僕は仲間と一緒に行きたい。
先天性の病気で視覚の95%を失った青年サリー。
そんな彼が、映画の最後に言ったことわざです。
困難な道を歩み続け、
さらに困難な出来事にぶつかりながらも、
努力と工夫で乗り越える。
そんな彼の姿からは自分ができないことや、
相手ができないこととどう向き合っていくのかを
考えさせられる瞬間ばかりでした。
そんな映画 「5%の奇跡 噓から始まる素敵な人生」をご紹介します。
14歳の頃からホテルマンになることを志し、高校生として過ごしていた主人公のサリー。しかし、病気で5%の視覚しか見えない状態に。
障がいがあることを書いて応募すると、
大量の不採用の通知が帰ってくるだけだった。
そこで、障がいがあることを隠し、5つ星ホテルへ応募し、
研修生となるサリー。
面接時に出会った調子もののマックスを中心に、
出会った人たちに力を借りながら、1つずつ研修をクリアしていくサリー。
運命の女性とも出会い、順風満帆に見えかけたある時、
サリーに多くの試練が訪れることになる。
そんな、映画「5%の奇跡 噓から始まる素敵な人生」は
現在AmazonPrimeで視聴可能です!
www.amazon.co.jp/dp/B07DHFS6Y8
ホテルの研修では、ハウスキーピング ・ 料理のサポート ・ 受付業務 ・ バーテンダーなど、様々な業種に触れる必要がありました。
しかし、5%しか見えないサリーにとっては、
見本や手本は、ほとんど意味のないものでした。
そんなサリーが、1つ1つの研修をクリアしていくためには、
努力と工夫と、仲間とのやり取りが欠かせませんでした。
視覚がダメながら、聴覚で。触覚で。臭覚で。
身体で憶えられることは身体に染み込むまでやる。
メニューとレシピは全て頭に叩き込む。
歩数で空間の状態を教えてもらい、
機械は分解して構造を理解させてもらう。
こうした努力と工夫、仲間とのやり取りから見えるのは、
自分に対しては、「本当にできるようになるための工夫はないのか?」
相手に対しては、「相手をサポートする方法は本当に適切なのか?」
という問いを考えさせてくれるものでした。
もし、あなたがサリーだったら、どんな風に乗り越えていきますか?
もしもあなたが調子もののマックスだったら、
サリーをどんな風に支えていきますか?
そんな問いを考えてみると、面白いのではないか?と思っています。
実は、この映画は、今日7月20日 20時からの映画で語る講座で
語り合うテーマ映画となっている作品です。
今回ご紹介したのはあくまで、1つの視点のみ。
しかし、実際に語り合う場では、それぞれの関心事が中心となり、
様々な視点で語り合われる時間となります。
映画を通じて“世界”を、“未来”を、そして“自分自身”を、
知って、気づいて、拡げていく。
そんなひと時をぜひ、私たちと一緒に過ごしてみてくださいね。
映画で語る講座へのお申し込みは以下のリンクからどうぞ!
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ビブリオバトルという言葉を皆さんはご存じでしょうか?
発表者が1人1冊の本を持ち寄り、レジェメやスライド、発表原稿は用意せず、
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日時 8月26日(金) 19時~21時
会場 ZOOMによるオンラインミーティング
参加費 500円
申込ページは、また出来次第お知らせいたします!
手帳を開いて、8月26日(金)19時からは
映画版ビブリオバトルとぜひ書いておいてくださいね!
それではまた!